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映画やアニメのイメージも強いサイドカーですが、実際に運転をしてみたい・所有をしてみたいと考える方も多いでしょう。
日本国内においても、趣味として楽しんでいるという方もたくさん存在しています。
そこで改めて免許や運転をする際の意識というものについて考えてみましょう。
運転する時には常に気をつけておきたいポイント
サイドカーを運転する場合には、速度と車間距離に気をつけましょう。
というと、一般的な運転の知識ではないのか?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
これを改めて言うには理由があるのです。
車両重量が一般的なバイクよりも圧倒的に重いという特徴があります。
これは、停止をする際には「制動距離が長くなる」ということいえるのです。
だからこそ、十分な距離感と速度を意識して走行していただく必要があるのです。
これは、運転が慣れているという場合であっても忘れてはならないことでしょう。
さらには、減速を怠ってしまったりしっかりとハンドル操作をしないことによって、車輪が浮いてしまうという状況になりかねません。
これは、交通事故を招いてしまうことにもつながってしまいますから十分に注意をしましょう。
サイドに乗るという場合であっても、周囲をよく見て運転手に指示を出すなどすることも良いでしょう。
免許をとりたいと考える際に知っておきたいこと
免許に就いてですが、自動二輪免許が必要となります。
なお、排気量が401cc以上のものに乗りたいと考えている場合には、大型自動二輪免許が必要となります。
税金や車検は、一般的なバイクと同等の扱いになっています。
任意保険は、側車付オートバイとしての契約が必要となりますので注意をしましょう。
さらに覚えておきたいことは、運転者が20歳以上・免許取得後3年以上が経過しているのであれば、拘束自動車国道で二人乗りができるようになります。
言い換えれば、先の条件を満たしていない場合には二人乗りができないということになります。
車検証を確認し、四人乗車が可能と記述がされていればそれも可能です。
ただし、50ccバイクにサイド部分を装着したというケースには、サイド部分には人を乗せることは不可能となりますのであわせてご注意ください。